大学卒業後、三流商社に就職した、ウンドウ・センゾウは仕事以外は自宅で食っちゃ寝の生活を送り続けた。

身長162cmのウンドウ・センゾウだが、ここ3年で体重が10kg増加し、73kgになり、完全にポッチャリの域を超えて、「デブ」の仲間入りを果たしたのであった。

そんな自堕落な生活を送る中、いよいよ、運命を変える日がやってきた・・・。

学生時代はバスケットボール部に所属し、補欠だったがガッツがある事で後輩からしたわれていたウンドウ・センゾウ。

若き青春時代を思い出し、１ヶ月間、仕事が終わって、自己流のトレーニングを行うも・・・

結果のでないダイエットは、肉体疲労と過大なストレスをウンドウ・センゾウに与えた。

まさに、それは「痛恨の一撃」であり、それまで抑えていた食欲という欲望に取り付かれる事となる。

それから１ヶ月後・・・

 

すると、プチ・マチョがスマホを操作して「あったあった」と声を出した後、

ウンドウ・センゾウに、スマホ画面を見せてきた。

 

スマホ画面を見てみると、キザッぽくてプライドが高いくせに、超デブなヤツが鏡に向かってパンツ一丁で写メっている姿が映っていた。

 

 

ウンドウ・センゾウは見た。スマホの中にいるキザなロン毛のデブと、目の前にいる、細マッチョでキザなツーブロックのヘアースタイルのプチ・マチョを。

 

 

ウンドウ・センゾウは悔しかった。プチ・マチョは、顔とナイスボディだけで仕事ができるこの俺と張り合ってきたと思っていた。

だが、そんなプチ・マチョも、昔はデブに悩みんでいたこと。

そして、デブ生活に自分の努力で終止符を打っていたこと。

 

なにより、デブ・ジ・エンドを続けている事に。

 

ウンドウ・センゾウには、卒業した小学校の入口にある馬鹿でかい岩に

「本物は続く。だから、続けると本物になる」

という言葉があることを、今になって思い出した。

 

そうか、俺も、本物になれるかな？

 

ウンドウ・センゾウは、プチ・マチョに素直に、どうすれば良いのか教えて欲しいとお願いした。

 

 

それから６週間後・・・

 

 

ウンドウ・センゾウの目の前には、石原さとみ似の美女が座っている。

彼女は、笑顔で、時にはにかみながら、話しかけてくる。

 

今まで、こんなに好意ある話し方で女子に話しかけられたことはあっただろうか？

 

いや、ない。

 

なぜ、こんな幸せな時間を過ごすことが出来るようになったのだろうか？

 

それは、俺があの日、決断したから。

 

そして、実行したから。

 

今、俺は変わろうとしている。

 

夢のような彼女と過ごす幸せな日々は、目の前！

 

ウンドウ・センゾウのように自分を変えたい方は

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